あなたの知らない尾瀬があります「木道散歩」

第2回 尾瀬の除雪

 前回ご案内した「尾瀬の冬支度」、今回は、真冬に行われる除雪について、お話したいと思います。

   尾瀬ヶ原は、少ない年でも200cm、多い年では400cmを越える積雪にみまわれ、尾瀬ヶ原にある公衆トイレ、 橋、山小屋などを雪の重みから守るため、冬の1月から3月の期間、月に一回程度除雪作業を行います。

 雪に覆われた尾瀬ヶ原は、当然、道は無く、スキーを履いての移動となります。
昔は、往復スキーを履いて歩いたそうですが、現在は、往路のみヘリコプターにのり、 尾瀬ヶ原奥の山小屋から順に除雪行いながら約1週間かかってスキーで麓に帰ってきます。

 山荘にとっては、厄介な雪も日本を代表する高層湿原である尾瀬ヶ原は、こうした積雪や雨による水分の補給と、 尾瀬ヶ原を流れる川の働き、そして、植物の生育の絶妙のバランスの上に成り立っているのです。

来月は、「尾瀬は、誰が管理してるの?」についてお話したいと思います。

雪に覆われた元湯山荘(二月撮影)
湯元山荘 除雪風景(二月撮影)
2006.12
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