あなたの知らない尾瀬があります「木道散歩」

第3回 尾瀬は、誰が管理してるの?

尾瀬は、群馬・福島・新潟、3県の県境に位置し、雄大な自然が残ることで知られ、群馬県側の全て、 特別保護地区の約7割の土地を実は、東京電力で所有しているのです。
なぜ?東京電力かとお話しますと、昔、 明治から大正にかけての時代は、人々の暮らしに電気が入り始めたころで、当時の発電の中心は水力発電であり、 発電所の建設が国家プロジェクトでした。
そこで、大正時代に、当時の電力会社が、尾瀬の豊富な水を発電に活かそうと、 土地と水利権を取得し、昭和26年、東京電力設立時に引き継がれたのです。
そして、東京電力は、
  1. 「尾瀬の緑」を守るために、木道、種子落としマットの敷設、荒廃した湿原の回復作業
  2. 「尾瀬の水」を守るために、尾瀬公衆トイレの7箇所について浄化槽を設置
  3. 「尾瀬の空気」をまもるために、東電小屋、富士見峠の公衆トイレの2箇所に太陽光発電設備を設置
  4. 「尾瀬の自然、環境の大切さ」を親しんでいただくために、平成9年からボランティアの皆さんとブナ植林活動の実施、 環境保全スタッフによる解説活動、グリーンボランティア(ゴミ拾いボランティア)募集、大清水湿原の車いす対応「ワイド木道」を敷設し、 長年尾瀬の自然保護に誇りと責任を持って取り組んでいるのです。

次回は、「尾瀬の山小屋予約スタート」を案内したいと思います。

「尾瀬と東京電力」の関りを紹介したフリーパンフレット(左 冊子版/右 CD-ROM版)
2007.2
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