たたみ屋つよしのひとりごと

第2回 【新草(しんぐさ)=秋は畳表が織りあがる季節】

 さて…今月も畳についてちょこっとお話してみますね。
「実りの秋」は畳の原材料である「いぐさ」が畳表に織りあがる時期なんスよ。
 いぐさの栽培工程としてはまず11月〜12月にいぐさを田植えをします。
 5月〜6月頃に先刈りや網掛けという行程があります。7月に刈り取りです。
 7月〜末、刈り取った「いぐさ」を天然染土に付けて乾燥させ袋に入れて保管します。
 そして9月後半〜10月、いぐさを畳表に織り上げるんですよ。いぐさの栽培の様子は今後、記事にしていきますね〜。
 まさに…「今」の時期は「織りたての新草の畳表」が出回る頃なんです。  いぐさの「プ―ン」とする独特の香りも一番強い時期ですね。  陽気も落ち着いて来て「畳替え」には最高の時期なんですよぉ〜。  最近は「年末までにお願いねっ!」とご注文も増えてきました…。  年末までに畳を新しくして、新しい年を迎えたいという日本人独特の文化なんでしょうね。  今の時期は畳を上げた後、部屋の窓を全開にして日頃、風通しの悪い床やタンスの裏の壁の湿気を払う事が出来るので…  「年末の大掃除」をかねて家の中を寒くならないうちにきれいにするお客様も多いのですね。
 皆様も「インチキ安売りチラシ業者」に騙されない様に最寄りの畳屋さんに相談して下さいね。  「サンプル見本」を見て、触って良く品質の違いを確認させてくれる業者さんが安心ですよ。  見積りも「○○一式」なんて書く業者さんは気をつけて下さいねっ!
 さぁ紅葉も良い時期です。
 お弁当持って出掛けましょう…(笑)
2006.11
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